埼玉県公立入試の理科・・・苦手分野を作らない勉強をしよう。

今回の理科の入試問題は、かなりオーソドックスなものでした。受験生として勉強してきたならば、何回も見たことやったことがある問題が多かったのではないでしょうか。

大問4の銅を加熱する問題はテーマとしては定番です。

平成27年度埼玉県公立高校入試問題 理科 大問4

平成27年度埼玉県公立高校入試問題 理科 大問4

銅の酸化 2Cu+O2→2CuO 
銅の還元 2CuO+C→2Cu+CO2 
を覚えておかなければなりません。
ただし、問3のように考え方も書かなければならない問題は、記述の仕方に慣れていないと手ごわそうです。グラフから銅と酸素の化合の比を4:1と求める。しかし、化学反応式から銅の原子1個と酸素の原子2個が化合するので、銅原子1個と酸素分子1個の質量の比は2:1になります。

大問5の熱量の問題は、回路図の書き方、熱量=電力×時間(秒)、5分ごとに上昇する温度が理解できていれば教科書通りです。問4は方程式を考えなければならないので難問です。

注目すべきは大問1の問2の川の水の汚れの問題、問6の火力発電の問題です。
高校受験で出題される範囲は学校で習う教科書の内容(物理・化学・生物・地学)です。ただし、教科書の最後に「自然と人間と科学技術」という総合的な分野があります。ここは教科書のただの付録ではありません。教科書はすべてが入試範囲なのです。

そして今回の入試で一番難易度が高いのは大問2の星座の問題です。

平成27年度埼玉県公立高校入試問題 理科 大問2

平成27年度埼玉県公立高校入試問題 理科 大問2

星の問題は、計算問題とはまた違う図形的感覚が問われます。頭の中だけでなく図に書き込んだりして、星の位置をイメージし方角を探っていく力が必要です。問3(1)は、調べてわかったことから7月1日はふたご座と太陽が重なっていることを読み取ります。そうすると地球は、図5を見るとふたご座から太陽をはさんだ反対側にあります。同様に9月1日もしし座と太陽が重なっているので、しし座から太陽をはさんで反対側に地球があります。

高校入試の理科はとにかく苦手分野を作らないことが大切です。たとえやりにくい分野でも最低限の用語を覚えおくと点数になります。バランスよくいきましょう!