学校の定期テスト問題はもっと簡単に閲覧できるようにすれば良いと思う。

テスト
朝日新聞が2月14日の朝刊1面で報じたニュースが話題になっています。

中高の定期試験、無断でネット販売 塾が情報公開で入手:朝日新聞DIGITAL

全国の公立中学・高校の期末テストなど定期テストの問題と解答が、インターネットサイトで販売されていることがわかった。名古屋市の学習塾経営者が、情報公開制度を使って入手した。請求は昨秋以降、大都市を中心に44自治体に対して行われ、約2500校が対象となった。こうして入手したテストの無断販売について専門家は著作権法違反の可能性を指摘している。朝日新聞DIGITALより

名古屋市の学習塾の経営者が、44自治体に対して公立中高の定期テストの過去問の開示請求を出し(その数は46万枚にものぼる)、ネット上で販売しようとしていたことを報じています。最近学習塾をめぐるニュースは脱税や、著作権問題など、悪いニュースが多いですね。

公立中高の定期テスト問題が開示請求できるとは初めて知りました。しかし、それをネットで販売するという発想は法的にはどうあれモラルとして問題があるように思います。しかし、ネットで「定期テスト 販売」と検索をかけると、販売サイトはいろいろ出てくるので驚きました。

ニュートン学院でも定期テストの問題を生徒から預かりコピーをとることがあります。ただ、その過去問コピーを印刷して、翌年配布するということはしません。私たちの授業の内容・レベルと定期テストの内容・レベルがかけ離れていないかをチェックすることに主眼があります。学習塾は、よく誤解されますが、テスト問題の予想屋ではありません。できるだけラクをして高得点をカセグ、という発想とは無縁です。そのことは通っている生徒たちがいちばん良く知っているかもしれませんね。本当にたくさんの問題を解きますから。学校の教科書にあわせたワーク教材を解き、さらに余力のある人に教室備え付けの問題集を貸し出し解いていきます。生徒たちのレベルも様々ですから、時には講師が作製したプリントを解くこともあります。

朝日新聞の記事を読みながら思ったことがあります。
教育委員会からの命令で学校が過去問を集めようとしたが、ある学校では、きちんと管理しているわけではないので揃えるのに時間がかかったそうです。・・・定期テストの問題というのは基本的に担当教諭の自己裁量でつくられ統一的に管理されていないことが多いのかもしれません。思うのですが、定期テストの点数は進路にも影響を及ぼすものなのですから、学校レベルで、あるいは自治体レベルで、公開し、同じ教科の先生同士で共有すればどうでしょう。一般市民にも閲覧できるようにすればいいのではないでしょうか? 時々、平均点が20点台といったあまりにも生徒の現状からかけ離れたテストが作製されることがあります。ひとりの教師の裁量に委ねられているがために暴走してしまった例ですね。一般公開されるようになれば保護者のチェックが入りますから、”良質な”テスト問題になっていくことでしょう。

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